行政書士試験 過去問トレーニング vol.87

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行政書士過去問 平成30年問2

問題

「法」に関する用語を説明する次のア~オの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。

    1. 自然法に対して、国家機関による制定行為や、慣習などの経験的事実といった人為に基づいて成立した法を「実定法」という。
    2. 手続法に対して、権利の発生、変更および消滅の要件など法律関係について規律する法を「実質法」という。
    3. ある特別法との関係において、当該特別法よりも適用領域がより広い法を「基本法」という。
    4. 社会の法的確信を伴うに至った慣習であって、法的効力が認められているものを「社会法」という。
    5. 渉外的な法律関係に適用される法として、国際私法上のルールによって指定される法を「準拠法」という。

解説

 

    1. 妥当である 本肢の通りである。

    2. 誤り 本肢の説明は実体法の説明である。

      実質法

      国際私法上の概念で、民法・商法のように法律関係を直接に規律する法


    3. 誤り 本誌の説明は一般法である。

      基本法

      国の制度・政策に関する理念、基本方針が示されているとともに、その方針に沿った措置を講ずべきことを定めている法律。教育基本法など


    4. 誤り 本誌は慣習法の説明である。

      社会法

      医療・福祉・衛生・労働に関する法の総称。私的所有権の絶対性や契約自由の原則などを基本理念とする近代市民法と対比する法体系で、市民法がもたらす社会的な問題を修正・解決する意味合いを持つ。


    5. 妥当である 本肢の通りである。


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