民法一問一答 ~宅建士過去問解説令和2年問10~
民法一問一答
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参考過去問:宅建士過去問 令和2年問9
問題
不動産の共有に関する次の記述を民法の規定を基にして、正誤を判断してください。
共有物の各共有者の持分が不明な場合、持分は平等と推定される。
▼白色テキストで答えがあります▼
正しい 民法250条に規定されている通り。
民法250条(共有持分の割合の推定)
▲白色テキストで答えがあります▲
不動産の共有に関する次の記述を民法の規定を基にして、正誤を判断してください。
各共有者は、他の共有者の同意を得なければ、共有物に変更を加えることができない。
▼白色テキストで答えがあります▼
正しい 民法251条に規定されている通り。
民法251条(共有持分の割合の推定)
共有物の管理に関する事項は、前条の場合を除き、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決する。ただし、保存行為は、各共有者がすることができる。
1項 各共有者は、その持分に応じ、管理の費用を支払い、その他共有物に関する負担を負う。
2項 共有者が一年以内に前項の義務を履行しないときは、他の共有者は、相当の償金を支払ってその者の持分を取得することができる。
▲白色テキストで答えがあります▲
不動産の共有に関する次の記述を民法の規定を基にして、正誤を判断してください。
共有物の保存行為については、各共有者が単独ですることができる。
▼白色テキストで答えがあります▼
正しい 民法252条に規定されている通り。
民法251条(共有持分の割合の推定)
共有物の管理に関する事項は、前条の場合を除き、各共有者の持分の価格に従い、その過半数で決する。ただし、保存行為は、各共有者がすることができる。
1項 各共有者は、その持分に応じ、管理の費用を支払い、その他共有物に関する負担を負う。
2項 共有者が一年以内に前項の義務を履行しないときは、他の共有者は、相当の償金を支払ってその者の持分を取得することができる。
▲白色テキストで答えがあります▲
不動産の共有に関する次の記述を民法の規定を基にして、正誤を判断してください。
共有者の一人が死亡して相続人がないときは、その持分は国庫に帰属する。
▼白色テキストで答えがあります▼
誤り 民法255条に規定されている通り、本肢の場合はその持分は、他の共有者に帰属する。
民法255条(持分の放棄及び共有者の死亡)
1項 共有者の一人が、その持分を放棄したとき、又は死亡して相続人がないときは、その持分は、他の共有者に帰属する。
民法256条(共有物の分割請求)
1項 各共有者は、いつでも共有物の分割を請求することができる。ただし、五年を超えない期間内は分割をしない旨の契約をすることを妨げない。
2項 前項ただし書の契約は、更新することができる。ただし、その期間は、更新の時から五年を超えることができない。
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