東京特別区公務員試験の民法は捨てて良い?効率的な勉強方法とは

公務員試験の勉強をしていて民法に苦戦しているとお悩みではありませんか?

民法を捨てられたら楽になると思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、残念ながら合格に近づくために民法は捨てないほうが良い科目です。

民法は特別区だけでなく他の公務員試験でも重要視されており、汎用性が高く捨てることで公務員試験全般の合格可能性を下げてしまいます。

この記事を読むと民法を効率的に学習する方法がわかるのでぜひ参考にしてみてください。

公務員試験における民法とは

まず、なぜ民法は捨ててはいけないのか知りたいのではないでしょうか。

民法を捨ててはいけない理由を知ることで民法の勉強に力が入ることでしょう。

出題数と難易度の観点から公務員試験における民法の特徴について説明するので参考にしてみてください。

出題数からみる民法の重要性

公務員試験において民法の出題数は多く、試験の合否を左右します。

試験ごとに出題数を表にしてみましたので参考にしてみてください。

民法は民法Ⅰ・民法Ⅱからそれぞれ出題されるため出題数が多くなっています。
民法はⅠとⅡにわかれていますが法体系を抑えることで、Ⅰ・Ⅱともに理解が進むので民法を学習することで効率的に解答できる問題を増やすことができます。

公務員試験では学系科目など試験ごとに出題される科目が異なるものもあります。さらに、国家総合職や裁判所事務官などと併願する場合には民法は必須解答です。

複数の公務員試験に併願する場合、民法のように多くの試験に共通して出題される科目を重点的に学習することが効率的な得点方法です。

 特別区の民法は難しい?

特別区の民法の難易度は他の公務員試験の民法と比べて簡単と言われています。

特別区の民法は他の公務員試験と比べて頻出分野は多いものの、出題される内容そのものが簡単です。

出題範囲が広いので過去問演習には時間を割かなければならないものの、点数は取りやすいでしょう。

過去問さえ解いていれば点数を確保しやすいのが特別区の民法です。

合格に必要な学習時間は1000時間ってほんと?

結論からいうと、一般的に1000時間学習すればほとんどの公務員試験を突破できます。

私自身、累計勉強時間は1200時間で、国家総合職以外の国家公務員試験全て(同一受験日のため受験できないものは除く)に合格済みです。

公務員試験の中でも、最難関の国家総合職試験以外は1000時間しっかり勉強すれば合格できる可能性はかなり高いと言えるでしょう。

合格するための近道!おすすめの学習方法3ステップ

公務員試験に合格するためには1000時間の学習が必要で、中でも民法の重要度は高いとお伝えしましたが、ここからは具体的な民法の学習方法をお教えします。

ステップ1 〜民法を理解する方法〜

民法をマスターするためには、法律の作られた意味を理解することが重要です。

民法の条文はとても多く、それぞれの法律の作られた意味を知らずに過去問を解くと解答も理解できず、答えを暗記することもできません。

法律は人々がより良い生活をするために作られるものです。

 

つまり、法律の意味は

「各法律は誰のために作られたのか」「誰を守るための法律か」

という2つのポイントを考えると理解することができます。

 

守られるべき可哀想な人は誰なのか考えながら民法を学習してみてください。

ステップ2 〜過去問の効率的な使い方〜

過去問のおすすめの活用方法は、まず民法の全範囲の過去問を1周解くことです。過去問を1周する際にはどの問題を間違えたのかだけチェックしておきましょう。

 

一通りの過去問を解くことで自然と頻出範囲や出題形式を掴むことができます。

また、間違えた問題にチェックをつけることで自分の苦手な分野がどこなのか知ることができます。

民法の意味を理解した後には、どれだけ自信が無くても一通り過去問を解いてみてください。

ステップ3 〜苦手分野の克服〜

民法の苦手分野は、過去問の間違えた問題を何度も解き直すことで克服できます。

 

公務員試験では過去問と似たような問題が出題されることが多々あります。

過去問で間違えた問題を何度も解いておくことで、試験本番の間違いを減らすことができます。

 

具体的には、ステップ2で1通り解いた過去問をみて、多く間違えた分野を見つけましょう。その後、見つけた分野をステップ1に戻って復習してみてください。復習が終わったら2周目のステップ2・ステップ3に進んでください。

ステップ1からステップ3を3周続ける頃には苦手分野が克服できます。また、3周終わる頃には頻出問題も身につくので得意分野を伸ばすこともできます。

公務員試験の民法なら過去問工房におまかせ

このサイトは、さまざまな民法の試験を網羅して作られているので民法の全範囲の出題形式を掴むのに最適です。

さらに、間違えた問題をチェックすることができるので苦手分野の克服もできます。

 

また、過去問は3周はするようにお伝えしましたが、なかなか3周する時間を取るのは難しいですよね。

このサイトは、移動時間などの隙間時間を活用しながらスマホで簡単に過去問を解くことができます。

 

効率的におすすめの勉強方法を実践でき、無料で利用できるのでぜひ活用してみてください。

民法一問一答